2022年を迎えるにあたって
- Akihiro Goto
- 2022年1月3日
- 読了時間: 4分
更新日:2022年1月4日

2022年を迎え、MixturePlus第5期目もラスト3か月の第4四半期を残すのみとなった。2021年を振り返るとともに、2022年へ向けた抱負をまとめた。
2021年の振返り
2020年に続き、2021年はコロナ禍の中で丸一年が経過した。リモートワークが完全に定着し、オフィスと呼ばれる場所へ出社したのは、年間を通じて僅か4日間であった。
コロナが沈静化した10月以降は再会が増えたものの、一年間の大部分は、公私において人に会わないということがデフォルトとなった。仕事では、それがかえって効率性を高めることになったという側面がある一方で、偶発的なことから起こる新しい仕事や人との繋がり・拡がりは犠牲になってしまった気がする。これはプライベートにも言えることかも知れない。
コロナ禍の中、イベントや人との交流も少なく、単調な一年であったかのように思えるが、実は私個人の生活には色々な変化・出来事があり、詳細は控えるが、ある意味で一つの節目であったとも言える。
ビジネスの状況は厳しいと覚悟して臨んだ一年であったが、結果的に前年と同様に多くの案件やクライアントに恵まれた年となった。これまでの努力や成果、信頼が支えてくれたのであれば、ただただ感謝でしかない。しかしながら将来へ向けた事業投資、新規事業への着想や挑戦という点では、できたことは殆どなかったのも事実である。
コロナという非日常に振り回されて「ちょっと今は特別だから」という言い訳に甘えて、戦略的、計画的な取組みを怠ってきたのではないかという自戒を込めて、2022年を迎えることとしたい。
Refocus Mission, Vision, and Values
Mission : Better Than Ever (これまで以上の次を)
Vision : One and Only (唯一無二のプロフェッショナル)
Values : Integrity (誠実・真摯・高潔)
日常業務に追われる中でも、この大切な公約を中心に据え直すことで、これらが精神論に終わらず少しでも多く体現していくことにより、今後の成長・飛躍の原動力としていく。
Change for Chance
既存クライアントへの献身、プロジェクトの成功は、最も重要な責務である。これを疎かにして他の事にかまけるのは言語道断である。まず、既存クライアント、プロジェクトの中でのチャレンジ、サービス品質や成果をより向上させていくための機会を貪欲に発掘し、これまでのやり方を変えることを恐れない。
その上で、より新たな事業機会を求めて、ビジネスを変えていく。数年先を見据えれば、これまでの成功が続く保証はない。新しいチャレンジの全てが成功するはずもないが、だからと言って何もしなければ、現状から何も変わらない。失敗は必要なコスト。
1月から、1つ新しいビジネスの機会を頂いた。これまでとは色々な点で異なっており、リスクも覚悟しなければならないが、それ以上に、新しいチャレンジの意義はあると思っている。そんな機会を、常に追いかけていきたい。
Time and Energy Management
我々コンサルタントの資本は、自分自身がプロジェクトに投入する時間であり、エネルギーである。これらは当たり前だが有限である。我々の成果、すなわちアウトプットを最大化するには、インプットとなる時間とエネルギーを最も効果的に活用しなければならない。そのために、自分は何を優先し、どのように時間を使えばよいのか、エネルギーを最も大切なことに集中投下するにはどのように過ごせばよいのか、これまで以上のセルフコントロールが求められている。
Quality of Life
最後に、ビジネスだけでなく、公私にわたる自分自身の人生を振り返り、これからは自分が納得できる豊かさを追求していきたい。
時間は有限である。そして人は様々な社会的制約の中で生きている。いつかしよう、したいと思ったことが、本当にできる確率は日々少なくなっている。そうであれば、限られた時間とエネルギーをやるべきではないことに浪費している余裕などない。
自分が投資すべきことを選択していく。自分が最終的に目指している目的地から逆算し、そこへ到達するためのロードマップをきちんと設計し、実践する。その因果関係から逸れることは排除していく。
なぜなら、Quality of Life の要素には、ビジネスの成功以外に、健康、自己啓発(成長)、豊かな社会性もあると考えており、このいずれもがビジネスの成功にとっても不可欠だからだ。
2022年、新しい飛躍の年となることを目指して。
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