第5期さようなら、第6期こんにちは
- Akihiro Goto
- 2022年4月4日
- 読了時間: 4分

3月31日で第5期が終了し、4月1日より第6期を迎えることになりました。
第5期コロナ禍での2年目を無事終了
第4期に続き、第5期(2021/4~2022/3)も一年間を通してコロナ禍での事業となりましたが、無事期末を迎えることができました。
第4期にも増して、完全リモート(在宅)ワークが続き、クライアントオフィスへ出社した回数は片手にさえ余る結果となりました。これまで同様に、長期に関与しているプロジェクトが業務の中心となっているため、リモートベースの業務遂行がルーチンとしてすっかり定着しています。そして、いずれの案件も第5期に向けて引き続き関与させて頂く機会を頂くことができました。
一方、今年1月から新しい仕事の機会も頂きました。弊社としては初めての東京以外でのクライアントとのご縁が始まり、4月以降も継続して関わらせて頂きます。本来であれば、このクライアント先への現地出張をきっかけに、リモートワーク100%状態から対面での業務を増やしていきたかったのですが、年明けのまん防発令もあって出張は1度しか叶いませんでした。4月以降は、現地出張ベースのワークスタイルにしていければと考えています。
第5期は、私自身がコンサルタントとしてこれまでで最も多くの稼働時間を確保した一年でした。振り返ると、複数のプロジェクトを兼務し、週末も何らか仕事をすることが多く、完全休業のオフ日は僅かだった気がします。加えてプライベートでも昨年9月に父親が他界するなど、変化の大きい年でした。一年間、公私において多忙ながら、無事に過ごすことができたことに安堵しています。そして、クライアントを始めとして支えて下さった全ての方々に感謝申し上げます。
第6期もアクセル全開でスタート
第5期で頂いたお仕事のご縁を、ほぼそのまま第6期も継続させて頂くことになりました。私自身がかなり高い稼働状態ですので、これまで以上にタイムマネジメントを工夫しながら、全てのプロジェクトを円滑に進めていきたいと思います。さらに、各々のプロジェクトで取り組む課題も難易度が増しており、稼働時間だけでなくアウトプットのクオリティへの期待も高くなっていると実感しています。安請負いというわけではないですが「本来のキャパシティ以上のことを引き受けているのではないだろうか」と不安に思うことが最近多くなりました。なので、まさにアクセル全開で第6期をスタートしたという心情です。
目の前のプロジェクトで忙しくさせてもらっているというのは本当に有難いことで、それらが最優先になるのは当然だと思っていますが、その反面、新しいことへの挑戦や、将来へ向けた自己研鑽の機会を創り出すのが困難なことが課題だと思っています。MixturePlusの事業を本格化させてから約4年間、ずっと全力で走り続けてきたので、そろそろギアのモードを変えるために、例えばプロジェクト稼働率を下げて、新しいことに費やす時間と労力を増やすべきなのかも知れません。しかしながら、自分から目の前にあるプロジェクトを断るというのはできない性分なこともよく分かっているので、第6期もジレンマの中でアクセルを踏み続けていくような予感がしています。
バックキャストで未来を考える
前回コラムにて、未来の描き方について取り上げました。現状の延長線上に未来を描くのがフォアキャストに対し、遠くの未来を大胆に描いてからそこへと至る近未来を予測することがバックキャストですが、私のこれまでのスタイルはフォアキャストそのものでした(そもそも、現状でいっぱいいっぱいなので、フォアキャストでもないのでしょう)。
第6期は、バックキャスト方式で未来を考えることを始めてみたい。私自身の人生も限りあるものだし、現在関わっているプロジェクトもいずれは終わりは来ます。短期的には、現在のプロジェクトにずっと関わり続けられることを望んでしまうのが本音ですが(それがリスクがなく安定しているので)、中長期的な視座とのバランスも取り入れていかなければならないと思っています。
第6期も、どうぞよろしくお願いします。
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