第4期を終えるにあたって
- Akihiro Goto
- 2021年3月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年2月23日

本日3月31日、MixturePlus第4期の最終日となります。今期は丸1年、コロナ禍に見舞われたため、1年を通じてWork From Homeという前代未聞の働き方となりました。クライアントによって対応に違いはあったのですが、主なクライアントの業務が完全リモートワークに近かったため、私も就業時間の殆どを自宅の作業部屋で過ごす結果となりました。そして、来月以降もこの状況が変わる気配がないのが今の現状です。
リモートワークは、多くの人たちにとって働き方の選択肢の1つとなりましたが、その一長一短を感じています。利点は、通勤や移動といったアクティビティから解放されることで、それに費やされていた時間と労力を獲得できたことです。物理的な労働時間は明らかに増加しています。一方で、リモートワークの限界も感じています。これは仕事の内容に依存するのですが、他者との議論やコミュニケーションにより発想やアイデアが相互作用し、新たな知的アウトプットを産み出していくようなプロセスはかなり制約されてしまう気がします。一つの仕事・課題に同僚と一緒に取組むことで得られる共感、達成感、といった心理的な抑揚も制限されてしまい、何か無機質な感覚に囚われてしまう気さえします。リモートワークの利点は活かしつつ、逆に弊害になりかねない側面をどのように軽減・回避していくか、これが来期へ向けた重要テーマの1つでしょうか。
このような非常事態の中で、日頃よりお付き合いさせて頂いているクライアント、取引先の皆様のおかげで第4期を無事終えられたことを感謝いたします。そして、MixturePlusとしてのさらなる生産性向上、付加価値の増大へ向け、明日からの第5期も取り組んでいきたいと思います。
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