ムーブメントの起こし方
- Akihiro Goto
- 2018年6月9日
- 読了時間: 2分
新しいことが起こるとき、それを生み出したリーダーと同じくらい、最初のフォロワーの存在は大きい。
「社会運動はどうやって起こすか」 By デレク・シヴァーズ
最初に新しいことを始めるのはとても勇気のいることで、後にそれが良き社会運動になったときに、それを始めた人は注目され、リーダーとして高く評価されます。しかし、リーダーと同じくらいに評価されるべきなのは、リーダーについていくために立ち上がった2人目の存在です。なぜなら、2人目(=最初のフォロワ―)が出てこなければ、リーダーの個人行動は、バカ扱いされて無視され続けるからです。つまり、この「2人目」という存在によって、「1人のバカがリーダーに変わる」のです。そしてそこから集団ができ始めます。
このTED講演はわずか3分ですので、ぜひご覧ください。社会運動がどうやって起こるかを観て感じることができます。
全員がリーダーになる必要はなく、リーダーになるための教育が全てではない、というのは企業における人材育成のヒントかも知れません。また、「新しいことを始める、新しいことを始めた人についていくのはリスクだが、それが集団を形成した時、今度は、ついていかないことがリスクであるとみんなが感じ、一気にフォロアーが増えていく」というのも、企業の風土改革を考える上での重要な示唆であると思っています。
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