top of page

新着情報

「変化」が成長の糧になる

  • 執筆者の写真: Akihiro Goto
    Akihiro Goto
  • 2020年8月16日
  • 読了時間: 3分

成長するために、変化を利用する。

これまでの習慣を変える、これまでとは違うやり方、新しいスタイルを始める、試す。

長く慣れ親しんできたことは、経験とノウハウが自分の中に貯蓄されており、次もうまく行く確率が高い。つまり、失敗するリスクが低い。私たちは、過去の努力から獲得したこの習慣を財産として大事にし、続けようとする。無意識のうちに変化することを遠ざけている。


コロナ禍の中で、ライフスタイルが大きく変わり、これまでの毎日の習慣・ルーチンを続けられなくなった。最初の頃は、一時的な臨時休業のつもりだったが、予想を反した長期化により、自分自身を変えなければならなくなってしまった。


私も、これまで変わらなかった生活習慣、できないと思ってきたことが、コロナによって変化を余儀なくされた点がいくつかある。元の生活習慣に戻したいこともある一方で、多くはないが新しく獲得できたこともある。


  • ジムを休会しているため、運動のためにジョギングを始めた。最初はウォーキングが中心で、ジョギングしても距離は短かったが、徐々に慣れてきたおかげで、今は10キロまたは15キロを走ることができるようになった。以前は、ジョギングは自分には無理だと思い込んでいた。

  • 朝、オンライン英会話を行う習慣が戻ってきた。しばらくさぼっていたが、リモートワーク中心になって毎朝の時間確保もしやすくなり、今は、一日置きに一時間のレッスンを継続している(ちなみに、英語力アップのモチベーションが高かった5年ほど前は、毎日30分~1時間のレッスンを毎日続け、1日も休まなかった年もあった。今では自分でも信じがたいが、最も成功した習慣化の記憶だ)。

  • 自宅にてWebカメラ、大型スクリーン、マイク、照明を順次購入、MacとWindowsの2台PCとの接続によりリモートワーク環境を整備。この領域については、さほど知識がなくむしろ疎い方だったが、悪戦苦闘しながら、なんとなく一通りの知識は身についたと思う。


あと、コロナ禍とは無関係だが、先日、車を買い替えたときに、これまでと同じブランドにするか、全く異なるブランドにするか悩んだ。最初、これまでと同じブランドの方が、操作パネルの使い方には慣れているし、ディーラーの営業マンとも3年以上の付き合いだし、つまり「変えることのリスクは少ない」という考えがよぎっていた。しかし、最終的には他ブランドにスイッチしたのだが、操作パネルは全く異なるもので習得には少々時間がかかったが、様々な技術進歩もあり、慣れれば以前よりも便利で快適であった。


これまでのやり方を変える、新しいことを始める、これには「最初に新しいことを習得するための労力やコストがかかる」「結果として、以前の方がよかった」というリスクが伴う。しかしこのリスクにこだわって変化を避けるということは、以前よりも生活が改善されるチャンス、自分自身が成長するというチャンスを犠牲にすることになる。なんでもすぐに新しいことに手を出すべきだとは思わないが、新しいことを試すための一定のリスクは必要コストであるとみなし、適正な範囲内でリスクを受け入れながら前進する覚悟が重要なのだろうと思う。

 
 
 

1 Comment


houtengzhanghong
houtengzhanghong
Feb 26, 2022

新しく何かを始めるとき、どうしても結果に目が行きがちです。結果を気にすることは大事だと思いますが、その新しい何かを選んだ勇気やその時の気持ちも忘れずにいたいです。

Like

© 2025 MixturePlus All Rights Reserved

  • Black Facebook Icon
  • Black LinkedIn Icon
bottom of page